カテゴリー別アーカイブ: StatMate

0092 Windows Vista、Windows 7でのGraphPad社製品の動作について

Windows Vista, 7でのPrism 5, Prism 6の動作

Prism 5とPrism 6は、Windows XP同様に、Windows Vista, 7で問題なく動作します。Prism 5は、Windows Vistaでは少し外観が変わりますが、機能には問題ありません。

Windows Vista, 7でのPrism 4の動作

Windows Vista, Windows 7が公開される前にPrism 4は開発されたため、Prism4ははサポートされておりません。現行バージョンへのアップグレードをお願い致します。シングルユーザー版の場合は互換性をもたせることで使用できる場合がございますので、シリアル番号を明記の上 テクニカルサポートまでお問い合わせ下さい。

InStat 及びStatMate
InStat 3 とStatMate 2 は共に英語Windows Vista, 7で動作が確認されております。
※日本語Windows Vista, 7では完全な動作は確認されておりませんのでご注意ください。

上記以外のPrism、InStatとStatMateの初期バージョンについては、Windows Vistaでの動作確認は行っておりません、またその計画もありません。問題があることも予想されますが、確認されていません。

64 bit Windows
GraphPad社が確認を行った限りでは、現行のGraphPad社製品は64bit Windowsで問題なく動作しますが、64bit環境のメリットを生かすことはできません。

Prism 5.03とInStat 3.1は、64 bit Windowsで動作するように修正が加えられていますが、製品のアップデートが推奨されます。

64bit Windows Vista環境で、InStatCDからインストールできない問題が報告されています。この問題を回避するには次のように作業します:CDの自動実行を行わず、エクスプローラーでCDを開き、install.exe(setup.exeではなく)をダブルクリックしインストーラーを実行します。

64bit Windows Vistaで、InStatを使用するには、Windows XPモードでの実行に設定する必要があります。instat.exeファイルを右クリックし、プロパティタブで互換性モードを設定します。StatMateでも同じように互換モードで使用する必要があります。しかし、StatMate 1は64bit Windows では互換モードでも使用できません。

0064 Mac OSX 10.7 Lionとの互換性は?【Mac】

Prism5
OS X Lion上で問題なく動作することが確認されておりますが、Lionの新機能(自動バックアップ、フルスクリーン等)の利用はできません。
ご注意下さいPrism5.0aのCD-ROMからのインストールがサポートされておりません。Prism5.0dを送付させて頂きますので、シリアル番号を明記の上、弊社までご連絡下さい。
FAQ No.0060 Prism5をMac OS10.7 (Lion)にインストール後、シリアル番号を入力しましたが起動しません。

InStat, StatMate, and Prism 4
InStat 3, StatMate 2 and Prism 4は古いスタイルのプログラミングが使用されており、Rosettaを経由してIntelチップの搭載されたMac上で動作します。OS X LionではRosettaがサポートされていないため起動しませんのでご注意下さい。Prism4をOS X Lion上でご利用の際は、Prism5へのアップグレードが必要となります。

0063 Mac OSX 10.6 Snow Leopardとの互換性は?【Mac】

Prism5
Prism5.0dはOS X Snow Leoplard上で問題なく起動することが確認されています。

InStat, StatMate, and Prism 4
InStat 3, StatMate 2 and Prism 4は古いスタイルのプログラミングが使用されており、Rosettaを経由してIntelチップの搭載されたMac上で動作します。OSX 10.4 (Tiger) and 10.5 (Leopard)には、Rosettaが自動的にインストールされるようになっていますが、OSX10.6 (Snow Leopard)にアップデートした場合、Rosettaは自動的にインストールされません。そのため、OSX10.6へアップデートする際にインストーラの”Customize”ボタンをクリックし”install Rosetta”のオプションを選択する必要があります。
アップデート時にRosettaのインストールオプションを選択しなかったり、すでにOS10.6がインストールされているMacで InStat 3, StatMate 2, or Prism 4を使用する場合、プログラムを初めて起動する時にRosettaのインストールを促すダイアログが表示されます。インターネットに接続されている場合、AppleのサーバーからRosettaをインストールできますが、インターネットに接続されていない場合はインストールCDを挿入し、”Optional Installs”フォルダを開き”Optional Installs”をダブルクリックします。


0028 Prism, Instat, StatMateの違いは?

PrismとInStatは医学統計を目的に設計されており、StatMateは検出力の測定を目的としたソフトウェアです。
PrismとInStatの統計機能はオーバーラップしている箇所が多くあり、大きな違いはグラフ作成能力が制限されているだけです。
グラフ作成を優先としない場合、むしろInStatの基礎的統計のステップ方式の方が好まれるかもしれません。
InStatでは基本的な統計の検定を実行できますが、二元配置ANOVA・生存分析・ロジスティック回帰・段階的重回帰・因子/クラスター分析・ANCOVAの統計機能はありません。
Prismの方が多くの統計解析機能を含んでいると言えますが、InStatでは複合回帰(multiple regression)の実行が可能ですが、Prismには含まれていませんのでご注意下さい。

GraphPad Prism
PrismとInStatの統計機能は重複する点がありますが、Prismは、非線形回帰・生存曲線・二元配置分散分析・線形回帰線の比較、その他を含めさらにたくさんの機能があります。
Prismは、PowerPointでのプレゼンテーション・ウェブサイト・Wordドキュメント等、出版印刷に耐えうる高解像度イメージファイルとしてエキスポートができ、カスタマイズ可能なグラフを簡単に作成することができます。
学会誌や雑誌の原稿用にグラフを作成する場合、Prismのエクスポート機能が極めて有効です。

GraphPad InStat
GraphPad InStat は扱い易く、本格的な統計プログラムの代替となります。
統計の初心者でも、わずか数分でデータ分析をすることができます。
データを入力し、統計検定を選ぶだけで結果が得られます。
検定力の強力な統計プログラムを持っていても、InStatのシンプルなステップ方式が使いやすい場合があります。
複雑な問題は大きなプログラムで、日常分析はInStatで処理するという使い方をお勧めします。

GraphPad StatMate
GraphPad StatMateは、実験の最適な標本サイズや実験が効果的かどうかを測定するプログラムです。
実験に必要なデータポイントがいくらか求めた値から推量し、種々の仮説の相違を検出するための実験における検出力を瞬時に計算します。
StatMateは、操作が一目瞭然で学習の必要がありません。
ユーザが必要なすべてのドキュメントは、プログラムに組み込まれています。
Prism/Instatには検出力やサンプルサイズを算出する機能がありません。
科学的、臨床的に価値があると思われる差を想定し、それを検出する上での検出力には意味があります。
StatMateはその計算を支援する機能を提供します。