0052 PrismでDunnett法は利用可能ですか?

Prismでは一元配置ANOVA後の多重比較検定でDunnett法を選択可能です。
Prsimでは、一元配置ANOVAを用いて3つ以上のグループの比較を行った場合、さらにグループペア同士の比較を行うために事後テストを選択することができます。
しかしその選択はそれほど単純なものではなく、Prism開発元であるGraphpad Software社は、一つのカラムが制御データ(control data)を表し、他のカラムをその制御データとのみ対比させる場合にDunnett検定を推奨しています。
なおPrismにおけるDunnett検定による事後検定では、グループ数は21以下、かつ全自由度数は10,000以下の制限があります。