GraphPad Prism  6 ユーザーズガイド

Windows 版と Mac 版の違い

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Windows 版と Mac 版の違い

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Prism は、Windows 版と Mac 版ができるだけ同じになるように開発されています。プラットフォームの切り替えが簡単で、また、一方のプラットフォームで作成されたファイルをもう一方で開くことができます。しかし、多少の違いがあります。

Windows 版の機能で Mac 版にないもの:

オブジェクトのリンク付けおよび埋め込み。Prism グラフを他のプログラムに貼り付け、ダブルクリックして Prism で編集することができます。
Excel のリンク付けおよび埋め込み。Excel データを Prism に貼り付け、ダブルクリックして Excel で編集することができます。
グラフまたはレイアウトへのオーディオ メモの貼り付け
EMF と WMF 画像のインポートおよびエクスポート
ワンクリックで Word に送信。
ワンクリックでグラフまたはレイアウトを Web サイトに投稿
グレーなし、色なしのハイ コントラスト出力。
グレーなし、色なしのハイ コントラスト出力。
Visual Basic for Applications (VBA) コマンドによる Prism およびスクリプトの起動。
旧 PCX 形式でのエクスポート。

Mac 版の機能で Windows 版にないもの:

プロジェクト内のすべてのテキストをスペル チェック。
クイックルック(Quick Look)。Finder 内でのグラフのプレビューが可能 (Leopard 以降のみ)。
カラー アイドロッパー。色を設定する際、虫眼鏡ツールをクリックし、任意のウィンドウで任意の色をクリックして選択します。
ワンクリックで Keynote に送信。
[Automator] 操作を使用した Prism の起動および Prism Script の実行。
PICT 形式でのエクスポート。

ファイルの互換性

一方のプラット フォームで保存されたファイルを、もう一方のプラットフォームで開くことができます。ほぼすべての面で互換性が保証されており、心配する必要はありません。ただし、以下の 3 つの例外があります:

Prism Mac版 を使用していて、グラフを 1つのプロジェクトからコピーし、他のプロジェクト内のレイアウト上に貼り付ける場合、Prism では 2 つの方法で処理できます。デフォルトでは、Mac 版でのみ作業可能な形式で貼り付けが行われます。このプロジェクトを Windows版 で開くと、そのグラフはレイアウトには表示されません。互換性のある形式で保存するには、[Prism Preferences] の [Files] タブのオプションを使用します。Mac 上では、このファイルのサイズが大きくなり、他のプロジェクトからのグラフの貼り付けに時間がかかる (ただし数秒のみ) 現象が見られます。これで、Windowsでファイルを開くことができます。
Prism Windows版 のグラフまたはレイアウトにオーディオ メモを埋め込んだ場合、これらのオーディオ メモは Mac でファイルを開いた時には表示されません。
タイトルまたはテキスト オブジェクト内のタブは、Windows と Mac とでは処理が異なります。一方のプラットフォームでテキスト オブジェクト内にタブを含めた場合、もう一方のプラットフォームで開いた時にテキストの間隔が変わることがあります。