GraphPad Prism  6 ユーザーズガイド

サンプルスクリプト1:データ インポートの繰り返し

サンプルスクリプト1:データ インポートの繰り返し

Previous topic Next topic No expanding text in this topic  

サンプルスクリプト1:データ インポートの繰り返し

Previous topic Next topic JavaScript is required for expanding text JavaScript is required for the print function  

このスクリプトでは、おそらく機器から出力され、テキスト ファイル形式でフォルダーいっぱいに保存されている用量反応データを分析します。logEC50 値を標準誤差およびフィットの R スクエアとともに表形式にした 1 つのファイルを作成します。

スクリプト コマンド

コメント

SetPath “c:\data\june21\”

ファイル全体で使用されるディスクおよびディレクトリを設定します。

OpenOutput results.txt

出力を保存する results.txt と呼ばれるファイルを作成します。

Table Text

そのファイル内でタブ区切りのテキスト テーブルを作成します。

Open dr.pzf

Prism ファイル dr.pzf を開きます。

 ForEach dr*.txt

dr で始まり、拡張子 .txt を持ち、SetPath コマンドで定義されたディスクおよびディレクトリ内に存在するすべてのファイル間でループします。

 Goto D

データ セクション (最後に使用されたデータ テーブル) に移動します。

 ClearTable

テーブルからすべてのデータを消去します。

 Import

ForEach ステートメントで定義されているファイルを最初の空のカラムにインポートします。

 WTable “File name” %F

ファイル名を出力ファイルに書き込みます。

 GoTo R 1 V2

最初の結果ページの 2 番目のビューに移動します。これは非線形回帰結果のテーブルです。各ファイルについて、Prism はそのデータが変更されたことを検知し、フィットを返します。

 Wtable “logEC50”, 5, 1

5 行目、最初の Y カラム (A) の値を出力テーブルに書き込み、このテーブル カラムに “logEC50” のラベルを付けます。

 WTable “SE of logEC50”, 11, 1

logEC50 の SE (結果の 11 番目の行から) を次のカラムに書き込みます。

 Wtable “R2”, 21, 1

次のカラムに R2 値を書き込みます。

Next

ForEach ステートメントにループし、次のファイルを読み込みます。ファイルがない場合は、ループを終了します。

Beep

終了時にビープ音を出します。