GraphPad Prism  6 ユーザーズガイド

XY グラフの表示形式

XY グラフの表示形式

Previous topic Next topic No expanding text in this topic  

XY グラフの表示形式

Previous topic Next topic JavaScript is required for expanding text JavaScript is required for the print function  

「グラフフォーマット」[Format Graph] ダイアログ: XY グラフ

このダイアログを使用して、データ セットのすべての記号の表示形式を変更できます。1 つのデータ ポイントの表示形式を変更する場合は、右クリック メニューを使用します。選択したデータ セットのすべての記号を変更することもできます。

任意のグラフ記号またはバーをダブルクリックして、「グラフフォーマット」[Format Graph] ダイアログを開きます。

appxy1

1 つのデータ セットの設定を変更する方法:

リストからデータ セットを選択し、このデータ セットの記号、線およびエラー バーを選択します。別のデータ セットを選択し、そのデータ セットの設定を選択します。「OK」 をクリックし、すべての変更が反映されたグラフを再描画します。フィット曲線は個別のデータ セットとして扱われます。

すべての記号を大きくするなど、グラフ上のすべてのデータ セットを変更する方法:

「軸のフォーマット」[Format Axis] ダイアログの右上の 「すべて」[Global] ボタンをクリックします。すべてのデータ セット、またはデータ セットのサブセットを選択します。これ以降に行った変更が、選択されたすべてのデータ セットに適用されます。

appxy2

一括変更用のショートカットがあります (Ctrl キーを押す)。グローバル変更を行っているのでカーソルの形がグローブ カーソルに変わります。

 

「スタイル」[Style]

エラー バーのプロット形式を選択します。[SD]、[SEM]、[95% CI] または範囲を選択します。Y サブカラムのないデータ テーブルを作成した場合は、このオプションはありません。ただし、サブカラムにデータを入力した場合は、ここで行う選択内容により繰り返しデータまたはエラー バーの表示形式が決定されます。左側の 「外観」[Appearance] ドロップダウンで基本的な表示形式を選択し、右側の [Plot] ドロップダウンで詳細を選択します (オプションは 「外観」[Appearance] で選択した内容に基づく)。

appxy3

 

xy error vs replicates

データ セットごとに異なるエラー バー (または繰り返しデータ) の選択が必要となることはほとんどないため、たいていの場合、エラー バーの表示形式の変更前に 「すべて」[Global]、「全てのデータセット」[Change all] の順にクリックすることをお勧めします。

「シンボルの表示」[Show symbols]

記号のタイプ、サイズおよび色を選択します。塗りつぶしのない記号を選択した場合は線の太さも選択できます。塗りつぶしのない記号でポイント間の線やポイントの重なりが表示されるようにする場合は、「透明」[Clear] オプションをオンにします。「形状」[Shape] ドロップダウン メニューを使用して、Prism 記号のいずれかを選択します。このドロップダウンの 「その他」[More] オプションを選択すると、コンピューターにインストールされているフォントの文字を記号として使用できます。

symbols morexy cats and dogs

「棒/スパイク/ドロップライン表示」[Show bars/spikes/drop lines]

この設定を使用して、データ ポイントから伸びるバーをプロットできます。バーは、X 軸または選択する Y 値から、ポイントの Y 位置に向かって上向き (あるいは下向き) に伸びます。これは、各棒の位置が X 値によって決定されるカラムプロットを作成する場合に便利です。また、下図のように 1 つのグラフで折れ線グラフとカラムプロットを混在させる場合にも便利です。棒の太さを一番細くした場合、質量スペクトルを表すのに適したスパイクになります。

xy show spikes menu

bars and symbolsxy histogram

 

「エラーバーの表示」[Show error bars]

エラー バーの形式と色を選択します。右下のグラフに示すように、エラー帯の表示に点線か実線のいずれかを選択できます。「塗りつぶし」[Show Area Fill] ボタンを使用して、エラー帯の範囲を塗りつぶすこともできます。詳細は、「XY グラフのエラー バー」を参照してください。

appxy4

error or range lines

「グラフ線の接続表示」[Show connecting line/curve]

線の色、スタイル (直線または階段状)、太さ、パターン (実線、点線、ダッシュなど) を選択します。このセクションには、線の始点を最初のデータ ポイントまたはグラフの原点にするか、記号とこれをつなぐ線の間に間隔を空けるかどうか、一番下の図にあるように、繰り返し測定したデータ セットの各繰り返しデータをつなぐ線をプロットするかどうか、などのオプションがあります。

xy connecting line or not

each replicate

接続線に矢印を使用する場合は記号は表示しない方が見やすくなります。

connecting arrows

接続線と回帰で作成されるフィット 曲線または直線とを混同しないでください。接続線は常にポイント間を結びます。データ間の曲線をフィットする場合、Prism ではこの曲線は個別のデータ セットとして扱われます。値のデータ セットを選択し、接続線なしで記号を選択します。この後、曲線のデータ セットを選択し、記号なしの接続線 (曲線) を選択します。

「塗りつぶし」[Show area fill]

ポイント間の接続線の下部 (または上部) を塗りつぶします。色およびパターン、背景色を指定します。必要に応じて、データ セットの前面表示の順序を調整してください。

area fill

プロットする Y 軸の選択

各データ セットに使用する軸を指定します。右側の Y 軸でのプロットを選択した場合、その軸がなければ作成されます。

plot on which axis

凡例

データ セットの凡例を表示する場合は 「凡例の表示」[Show legend] を選択します。データ テーブルの列タイトルに凡例をリンク付ける場合は、「各ポイントの行タイトルをラベルにする」[Label each point with its row title] を選択します。列タイトルを編集する際に凡例が変更されないようにする場合は、このオプションをオフにします。凡例のラベルを編集することもできます。凡例テキストをダブルクリックし、任意のテキストを入力します。編集したラベルを列タイトルに戻すには、「凡例の表示」[Show legend] 下の「凡例を列タイトルに戻す」[Revert legend to column titles] をオンにします (このチェックボックスは凡例を編集した場合にのみ選択可能になります)。

xy legend

「各ポイントの行タイトルをラベルにする」[Label each point with its row title]

グラフの各データ ポイント付近に行タイトルを表示する場合はこのオプションをオンにします。各ラベルは、選択およびドラッグして移動できます。ラベルを移動してもデータ ポイントとの相対位置が記憶されているため、データ、またはグラフのサイズや形状を変更した場合、ラベルはそれに合わせて調整されます。すべてのラベルのサイズ、フォントおよび色を変更するには、グラフ上の任意のラベルをクリックし、Prism ツールバーの 「テキスト」[Text] セクションを使用します。

appxy5         xy show legend