初めに
GraphPad Prismで不具合が生じた場合、Prism プログラムの再インストールが有効な場合があります。 基本的にはPrism プログラム自体のアンインストール後に再インストールを行うことで十分ですが、場合によっては、アクティベーション情報が含まれるライセンスファイルも削除する必要があります。
以下に作業方法を記載しますが、作業に当たっては、PCとOSについての十分な知識を持った方が行ってください。
Prismライセンスファイルを一旦削除した後では、再度正規ライセンスの登録(ライセンス番号とアクティベーションコードの入力)が必要となります。
※アクティベーションコードは再取得する必要はありません。既に取得されているコードが使用できます。また、再度そのPCでアクティベーションコードの取得を行っても以前と同じコードが返信され、新規アクティベーションにはカウントされません。
- ライセンスファイルの削除 (MAC)
Prism 8, 9 のライセンスファイル:prism-license.qxt を削除します。
ライセンスファイルを削除するには、コンピュータに管理者権限でログインしている必要があります。OS Xでは、ファイルは隠されているので、隠しファイルを表示するためにファイル設定を変える必要があります。
ライセンスファイルを削除するには、以下でリストアップされる2つの方法があります。一つの方法では、コマンドプロンプトを使う必要があり、もう一つ方法では、隠しファイル設定を変える必要があります。
手法 1:ターミナルの使用 (Macに詳しい方のみ)
※ ターミナルが何であるか分からない人は、自分で行わないでください。
ライセンスファイルを削除するには、次のコマンドを使用します。
※システムの現在のユーザーアカウントに対してのみPrismがアクティブになっている場合:
rm ~/Library/Application\ Support/GraphPad/Prism/prism-license.qxt
※Macでの全ログインユーザーに対しPrismがアクティブになっている場合:
rm “/Library/Application Support/GraphPad/Prism/prism-license.qxt”
手法 2: 手動でシリアル番号ファイルを削除する
ユーザーライブラリ フォルダ: ~/ライブラリ/Application Support/GraphPad/Prism/
システムライブラリ フォルダ: /ライブラリ/Application Support/GraphPad/Prism/
※これらのフォルダは通常非表示なので、ファインダでは表示されません。
上記のフォルダを開くには、Finderに移動し、Finder内の[移動]メニューをクリックして[フォルダに移動]を選択します。次に表示されるダイアログで、上記されているものの、開きたいフォルダのパスと名称を入力します。
次に、ライセンスファイル(prism-license.qxt)を見つけて、ゴミ箱にドラッグします。
- ライセンスファイルの削除 (Windows)
Prism 8, 9 のライセンスファイル:prism-license.qxt を削除します。
Windows 7/8/10でライセンスファイル次の場所に格納されています:
C:\ProgramData\GraphPad Software\Prism\