PrismそれぞれのバージョンとOS X 10.8の互換性は次の通りです。
Prism6とOS10.8
Prism 6は、Mac OS 10.8で正常に動作することが確認されていますが、フルスクリーン、自動バックアップ機能等をまだ利用できません。
Prism 5とOS10.8
GraphPad Prism 5は、OS10.7( Lion)以前ににリリースされているため、10.7および10.8に追加されたフルスクリーン、自動バックアップ機能等に対応していません。また、Prism5につきましては、以下のような不具合が報告されています。尚、これらの問題をフィックスするアップデートバージョン Prism 5(5.0f)がリリースされております。Prismを起動し、Helpメニューから”Check for Updates”を選択すると、ブラウザが開きGraphPad Software社のページが表示されます。こちらのページから、Prism5.0fへのアップデート版をダウンロード下さい。
- ExcelまたはWordからPrismデータ・テーブルへの数値やタイトルをコピー&ペーストするとプログラムがクラッシュする。
Excelからのデータの移行は下記の方法でお願いします。 - ExcelのテーブルをGraphまたはLayoutシートの上に貼り付け、次に(テーブルを編集するように)テーブルをダブル・クリックして開きます。貼り付けたテーブルの内容をPrismのデータ・テーブルにコピー&ペーストします。
- データをExcelから.CSVファイル形式で保存し、それをPrismにインポートします。
- ExcelからNumbersにコピー・ペーストし、続いてPrismへコピー・ペーストします。
- Excelの代わりにNumbersを使用します。
- PNGやTIFF画像を含む Prismファイルを保存すると、ファイル画像が表示されない。
ファイル画像が読み込めず起こる問題ですが、Previewで画像ファイルを開き、アルファ・チャンネルなしでイメージを保存するか、または他のファイル形式で画像を再保存して対応下さい。
- 解析定数と解析パラメータ・ダイアログのリンクが正常に機能しない。
現在、この問題に対応したアップデート版(Prism5.0f)を開発中です。
- ナビゲーターをマウスのドラッグにより広げた際、垂直白いバーが現れシート名が隠れる。
この問題はシステム環境設定で選択を変えると解決します。まず、Prism終了し、アップルメニューからシステム環境設定を選択します。一般設定をクリックし、ダイアログにあるスクロールバーの設定を「常に表示」にした後、Prismを起動します。システム環境設定の変更となりますので、すべてのアプリケーションに変更が適用されます。
Gatekeeperについて
Mac OS X 10.8 から導入された Gatekeeper 機能により、実行ファイルの開発元が確認されるようになりました。GatekeeperはMac App Store以外からダウンロードされたアプリケーションや、アップルが認証した証明書でサインされていないアプリケーションの実行をブロックする機能ですが、Prism6は署名があるため警告は表示されません。
Prism5.0d以前のバージョンは Apple 社の Developer ID による署名が行われていないため、警告(「<ファイル名>は、開発元が未確認のため開けません。」)が表示されます。そのため、Prism5を起動する際に、アプリケーションの実行許可設定を変更する必要があります。下記のように設定を変更下さい。
1. アップルメニューからシステム環境設定を選択し、セキュリティとプライバシーを選択します。
2. 一般タブの「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」項目にある「アプリケーションを許可」を選択します。
3. システム環境設定を閉じ、Prism5を起動/インストールします。
ご注意下さい
設定を変更すると、マルウェアの脅威に対するリスクが生じます。インストール完了後は、セキュリティーとプライバシーの設定を「Mac App Storeと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」に戻して下さい。
Prism 4(及び、以前のバージョン)とOS10.8
Prism 4は10.7および10.8に対応しておりません。Prism6へのアップグレードをお願い致します。