GraphPad StatMate

GraphPad StatMate(グラフパッドスタットメイト)は検出力分析によって検出力を計算するソフトウェアです。検出力(power)は適切なサンプルサイズを求める、または実験結果の解釈を行う上で重要な役割を果たします。検定分析は実験を正しく効率的に行う上で重要な役割を果たしますが、StatMateはステップ・バイ・ステップ形式でサンプルサイズおよび検出力を算出します。

StatMate

StatMateによる検出力検定

サンプルサイズの問題

実験や臨床試験の研究計画にはサンプルサイズを選ぶ必要がありますが、適切なサンプルサイズを求める際に考慮しなければならないのは次の点です。

第一種の過誤(Type I error)
誤って帰無仮説を棄却する確率 - 実際には差がないのに差あると検定してしまう間違い
第二種の過誤(Type II error)
誤って帰無仮説を棄却できない確率 - 実際には差があるのに差がないと検定してしまう間違い

サンプルサイズが大きければ大きいほど第一種の過誤が生じるリスクは低減されますが、想像以上に多くの対象が要求されコストが膨大になってしまいます。反対に、サンプルサイズが小さければ、コストは抑えられますが第二種の過誤が生じるリスクが高まります。リスクとコストはトレードオフの関係と言えますが、StatMateはリスクとコストのトレードオフを考慮しながらサンプルサイズを提示します。

検出力

行った実験に十分な検出力が備わっているということは、主張する仮説に妥当性があることを示します。サンプルサイズの問題で「サンプルサイズが大きければ大きいほどType I errorが生じるリスクは低減される」と述べましたが、サイズが過度に大きければ多少の差でも「有意」になります。また、サンプルサイズが小さければ「有意」になる可能性が低くなりますが、決して「有意ではない」という結論には結びつきません。それはサンプルサイズが小さいため「有意ではない」という分析結果になったことが考えられるからです。StatMateは用いられた有意性検定が実際にどのくらいの検出力があるかを演算し、検定結果の妥当性を示します。

GraphPad StatMateシステム条件

OS: Win版 Win3.1以上
HD空き容量:3MB
ハードウェア;4MB 以上のRAM

64 bit Windows版との互換性

GraphPad社のプログラム(Prism, InStat, StatMate)は64bit版Windows上での動作確認は行っておりますが、開発元では32ビットでの使用を推奨しております。

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