Prism6ユーザーズガイド:
テキストファイルからのデータのインポート
コマンド Import <”filename”>, <row>, <col>, <subcol> ImportLink <”filename”>, <row>, <col>, <subcol> 説明 Import コマンドでは、テキスト ファイルからのデータをデータ テーブルにインポートします。ImportLink コマンドでは、データ オブジェクト ファイル内のデータを既存のフィルタリングおよび並べ替えオプションを使用して置換します。 ファイル名を省略するが、ForEach ファイル ループ内に位置している場合は、現在のループのファイルが使用されます。ファイル名を含めるが、パスを指定しない場合、SetPath ステートメントで定義済みのパスがあれば、それが使用されます。 特定の行やカラムからインポートを開始する場合は、その行またはカラムを指定します。行 0 はタイトル行、行 1 はデータが含まれている最初の行です。カラム 0 は X カラム、カラム 1 は最初の Y カラムです。XY テーブルの場合は、カラム -1 に行タイトルが含まれます。 ImportLink コマンドの利点は、インポート対象となるファイル部分、およびデータの並べ替え方法を指定できる点です。このスクリプトを作成する前に、データ ファイルを手動でインポートし、Prism とデータ (テキスト) ファイル間のリンクを維持するオプションを選択します。この時点では、「インポート」[Import] ダイアログの 「フィルタ」[Filter] と「配置」[Placement] タブのオプションを使用して、インポートおよび並べ替える (転置など) 行とカラムを選択します。これらのプロパティはデータ オブジェクトに保存されます。「リンクおよび埋め込みデータの変更」を参照してください。これにより、ImportLink コマンドで新しいデータを置換する際に同じプロパティを使用されます。 テーブルに 1 つのデータ オブジェクトのみが存在する場合は、行、カラムまたはサブカラムは指定しません。テーブル内の唯一のデータ オブジェクトが使用されます。複数のデータ オブジェクトが存在する場合は、インポートするデータ オブジェクトの左上隅の行、カラムおよびサブカラムを指定します。 ImportLink コマンドでは、テキスト ファイルにリンクされている Prism データ オブジェクトが更新されます。Excel からのデータをリンク貼り付けを行う場合、このコマンドを使用してリンクを更新することはできません。Excel 内のデータを変更するには、Excel の VBA コードを記述する必要があります。 |