このリリースでは多数の不具合が解決されていますが、以下に修正された重要な不具合について概要を記載します。
※Prismは、バージョン 6.05からバージョン 6.07へアップデートされました。6.06はリリースされておりません。
分析機能のバグ等
- Spearman相関でのP値のバグが解決されました。 詳細
- Mann-Whitney検定のバグが修正されました。 詳細
- 非常にまれなケースですが、非線形回帰によるフィットで標準誤差が負の値で出力されることがあります。正しい標準誤差値は、出力された負の値の絶対値です。
- ユーザー定義の関数を入力するとき、常用対数(基数 10の対数)をlog10(Y)あるいはlog(Y)と表わすことができるようになりました。以前のバージョンでは、log(Y)だけが可能でした。
- Deming回帰でゼロ以外のX値でのY切片を求めたとき、結果は正しくありませんでした。
- 微分数式により定義されたモデルによる非線形回帰フィットの、複数のバグがフィックスされました。
- 生存率分析で、データテーブルが60,000行を超えると 空の結果を出力しました。
- 1-way ANOVAに続いて、比較するために列のペアを選択したい場合、Prism 6では20ペアまでしか選択できませんでしたが、40ペアまで選択可能になりました。
- 感度と特異度の信頼区間は、たとえ他の信頼水準を選択したとしても、常に95%の信頼区間でした。
- 標準の80%、90%、95%、98%、あるいは99%の信頼水準を選択せずにユーザー独自の水準値を指定したとき、オッズ比の信頼区間、比率間の相対リスクと差異は空白になっていました。
- D’Agostino-Pearson正規性検定でデータセットに問題があった場合、K2値は空白でした。
枠線のカラーについてのバグ
- Prism 6.04以前のバージョンで作成されたプロジェクトを開いたとき、個々にシンボルやバーの枠線に設定した色が失われていました。
- 棒グラフ付き散布図で、設定された枠線の色がPowerPointにグラフを送ると、失われていました。
- Prism 6.04以前のバージョンでを作成されたプロジェクトの、開いたシンボルの枠線の色が黒色になってしまっていました。
- ユーザーが棒グラフの枠の色を設定したシンボルが挿入されているグラフをもう一度開いたとき、設定が消えていました。
- グラフ上のすべてのポイントの枠線の色を、一度に変更することが出来ませんでした。
その他の修正
- MacType フォントスムージングアプリが動作している環境でもPrismは起動できるようになりました。
- ” . 00″をと貼り付けても正しくゼロとして認識されるようになりました。
- 自動バックアップがオンになっていて、スクリプトコマンドで新しいシート移動されるとき、稀にクラッシュしました。
- データの範囲が負の値から正の値で棒グラフ付き散布図を作成したとき、棒グラフのベースラインがYの最小値ではなくゼロになるようになりました。
- Y軸が対数関数的スケールのとき、XYデータテーブルの箱ひげ図は正しく表示されませんでした。棒グラフ付き散布図についても同じ。
- グラフと分析結果の間でホットリックが機能しないことがありました。
- ネットワークドライブ上のファイルを開いて、シートの切り替えを行うとクラッシュしました。
- FlowJoからPowerPointへ、続いて、PowerPointからPrismに貼つ付けられた画像は、正しく表示されませんでした。
- 時間のかかる分析でのステータスレポートの改善
- 描かれたオブジェクト(ライン、矢、ボックス…)の全ては、グラフの背後に配置され、前面に移動することが出来ませんでした。現在、オブジェクトは他のオブジェクトの前に描画されますが、背後に移動させることも可能です。
ライセンス、その他。
- 最低30日に1回、20回起動ごとのいずれか早い方でインターネットへの接続が要求されるようになりました。
※Mac版 Prism 6.0g共通 - 起動ログファイルの作成がより迅速になりました。
- 問題を引き起こすWMI (Windows Management Instrumentation)を回避するmachineIDを決定するための新しい手法が採用されました。
- Prism 6.07のインストール/実行後、6.05等の古いバージョンを使用するには再度アクティベーションが必要となります。
複数のPrism 6のバージョンを1台のPCで利用する必要がある場合は、GraphPad社からStartupConfig.xmlファイルの”license-file-directory” オプションの設定について説明された”IT Guide” を受け取ってください。 - Prismは”エラー14”について、内部で修復するようになりました。