カテゴリー別アーカイブ: Prism6

0153 Apsche Log4j 脆弱性の影響について

GraphPad社は最近公表されたlog4jの脆弱性を認識しており、システムのステータスを確認するために製品チームと技術チーム全体で取り組んできました。 現時点では、すべての製品が影響を受けていないか、この脆弱性が軽減されていることを確認できました。


必要なすべての緩和策がGraphPad社のサーバーで行われているため、現時点ではお客様からのアクションは必要ありません。 皆様のPCにインストールされているGraphPad Prismアプリケーションは、この脆弱性の影響を受けず、ユーザー側でのアクションも必要ないことにご注意ください。


GraphPad社の情報セキュリティおよび技術チームは、この脆弱性の状態を引き続き監視し、それがGraphPad Prismアプリケーションに影響を与えるかどうか/どのように影響するかを評価し続けます。 現時点での評価に変更が生じた場合は、改めてこのページご報告いたします。

以上

0148 Prism インストーラーのダウンロードができない

指定されたサイトからPrism/日本語化アドオン インストーラーをダウンロードしようとすると、「お使いのデバイスに問題を起こす可能性があるため、ブロックされました。」のメッセージが出てダウンロードできない場合があります。この問題は MS Edge ブラウザ利用者で生じます。

この表示は、ダウンロードしようとしているファイルの危険性がないかどうかの確認を促す、Microsoft Defender SmartScreen 機能からのメッセージです。

メッセージが表示された場合、以下のように操作してください。
※お使いの環境によっては、表示される画面が異なります。

1. 「…」をクリックし、次に「保存」ボタンをクリックします。

2.「このアプリは、お使いのデバイスに問題を起こす可能性があります」と表示されます。
「詳細表示」をクリックします。


3. 次に「保持する」をクリックします。


以上の操作で、ダウンロードフォルダに日本語化アドオンインストーラーがダウンロードされます。「ダウンロード」フォルダにインストーラーがダウンロードされていることを確認してください。

 

以上

0147 Windows 10(バージョン2004以降)でPrismがフリーズする (Update 2023/03/16)

Microsoft IMEの影響により、Windows 10(バージョン2004以降) およびWindows 11で、文字/数値入力でPrismがフリーズする問題が確認されました。 この問題は、Windows 10 20H1 以降の全てのバージョンで生じます。Windows 11では、22H2以前のバージョンが対象となります。

今後のWindows Update を実行することで、この問題は解消されるものと思われますが、それまではMicorosoft社が提案する以下の回避策を適用ください。

回避策


以下の手順に従って、互換モードを有効にすることで、Prismのフリーズを回避することができます。

  1. [スタート] を選択し、「設定」 と入力して選択するか、Enter キーを押します。
  2.  [設定] 内の検索ボックスに「IME 設定」 と入力し、ご使用の言語に適切なIME 設定、たとえば、日本語の IME 設定などを選択してください。
  3. [全般] を選択します。
  4. [以前のバージョンの Microsoft IME を使う] をオンにします。

注: 互換性設定を長期間使用するのではなく、この問題の影響を受けるユーザーのための一時的な回避策として使用することをお勧めします。

※ Windows 11の場合は、Windows 11 ver. 22H2 にアップデートすることで問題は解消されます。

以上、ここまで

0146 macOS Big Sur (11.0) と Apple Siliconへの対応について 20/11/26 更新

GraphPad社は、IntelチップとAppleSilicon(Appleがアプリ開発者に提供)を使用するMacでBigSurのベータ版を使用してPrism9をテストを行いました。以下がその結果です。

  • Prism 9は、AppleSiliconで正常に動作します。
  • Prism8はAppleSiliconでネイティブで動作はしませんが、Rosettaを使用すると正常に動作します。ただし、不具合が生じた場合のサポートはありません。
    また、macOS Big Sur (11.0) では、

    “Clone a Graph” button in “Welcome” ダイアログ、あるいは “New Data Table and Graph” ダイアログで、”Clone a Graph” をクリックするとクラッシュします。 “Preferences” ダイアログで、一部の内容が正常に表示されません。

    “Format Graph”と”Format Object”ダイアログの”Appearance”タブで、塗りつぶしパターンのDesignドロップダウンメニューの内容が表示されません。

  • Prism 7は、Rosettaを使用したmacOS Big Surで完全にテストされていませんので、正常に動作する可能性はありますが明確ではありません。AppleSiliconでは正動作しません。ただし、不具合が生じた場合のサポートはありません。
  • Prism 6以前は、macOS Big Surではまったく機能しません(起動もしません)。AppleSiliconでは正動作しません。

0134 Mac版Prism 6でのログファイルの作成方法

Mac版Prism 6では、次の手順でログファイルを取得可能です。

ログファイルには起動した後のステップも記録されるため、Prismのクラッシュやフリーズの原因の診断の手助けにもなります。
Mac版Prism 6.0c以降では、Prism起動した後でもログ取りが続けられるため、動作が遅くなる原因となっています。そのため、ログファイルの記録がもう必要でないときは、必ずログの記録をオフにしましょう。

• 以下の内容でテキストファイル名称StartupConfig.xmlを作成します。
※すでに、StartupConfig.xmlが存在している場合は、最後に追加してください。

sculi

• ファイルをPrism 6.appと同じ場所に置いてください。
• Prismを起動します
• ログファイルは、~/Library/Logs/GraphPad/Prism6.logで作成されます。

注意: これは、ユーザープロファイルにあるライブラリフォルダです。 rootの下にも似たような名称のライブラリフォルダ(GraphPadフォルダを含みません)がありますから間違えないようにしてください。
※ ユーザープロファイルにあるライブラリフォルダはデフォルトでは隠しフォルダとなっていますので、ご注意ください。

0133 Windows版 Prism 6での起動/動作ログファイル取得方法

Windows版 Prism 6では、次の手順でログファイルを取得可能です。

ログファイルには起動した後のステップも記録されるため、Prismのクラッシュやフリーズの原因の診断の手助けにもなります。
Prism 6では、起動した後でも記録を続けると動作が遅くなります。そのため、ログファイルがもう必要でないときは、必ずログの記録をオフにしましょう。

1. デスクトップあるいはスタートメニューで、Prismショートカットを右クリックし、プロパティを選択します。
2. 以下のように「リンク先:」コマンドラインの後ろに、コーテーションなしで ”スペース + /L” を追加します:

"C:\program files (x86)\graphpad\prism 6" /L
環境によっては、
“C:\program files\graphpad\prism 6” /L

注意:
• パスはコーテーションで囲まれていますが、/Lの廻りにはコーテーションを付けないでください。
• コーテーションとスラッシュの間には、スペースを入れます。
• パスは実際にprsim.exeがインストールされているパスで、Windowsが32bit版か64bit版か、そしてどのようにPrismがインストールされたかによって異なります。 “x86″が含まれる上の行は64bit版Windowsでの例で、下の行は32bit版Windowsの例です。

1. プロパティを閉じて、Prismを起動します。可能であれば、ようこそ/Welcomeダイアログをとばして、新しいデータテーブルを作成してください。たとえ、ようこそ/Welcomeダイアログがまったく表示されなくても、ログファイルは有用です。
2. Prismを終了します。
3. 弊社サポート(tech@mdf-soft.com) までシリアル番号を明記の上、ログファイルをメールしてください。

ログファイルの保存される場所と名前は、Prismのどのバージョンを使っているかで異なります:
• Prism 6のログファイルは、「Prism 6 log.txt」という名前で、デスクトップに作成されます。
• Prism 5のログファイルは、「Prism 5 startup log.txt」という名前で、デスクトップに作成されます。
• Prism 4のログファイルは、pz4log.logという名前で、Prismのプログラムフォルダの中に作成されます。

0130 GraphPad Prism 使用PCの変更での注意

GraphPad Prism をこれまで使用してPCから他のPCへ変更/移設する場合は以下の事前準備が必要となります。

GraphPad Prism 5 (5.04/5.0d, fのみ)以降のバージョンでは、事前にこれまでPrismを使用していたPCでのアクティベーションの解除を行う必要があります

解除はGraphPad社(support@graphpad.com)に申請する必要があります。申請の際には、解除したいアクティベーションコード取得を行った方の英語氏名とmachine IDが必要となります。

machine IDは、アクティベーションコードを取得した際にGraphPad社から送信されてきたメールの中に記載があります。あるいは、Help/Prism メニューからAbout Prismを選択すると、表示されたダイアログの中ほどに表示されます。

申請はユーザー自身でも可能ですが、弊社ユーザーの方であれば、弊社サイトから申し込みいただければ代行申請いたします。

GraphPad Prism 6をご利用の方はご注意ください:
Prism 6.0, 6.01, 6.02, 6.03, 6.04, 6.05/6.0a, 6.0b, 6.0c, 6.0d, 6.0e, 6.0f のバージョン (日本語化版を含む)をご利用中の方は、PCの変更/移設の前にこれまで使用していたPCのPrism 6 をPrism 6.07/6.0h (Prism 6 最終版)にアップデートする必要があります。アップデートが確認されない場合アクティベーション解除は行われません。

注意:Windows 版 Prism 6 と日本語化アドオンキットをご利用の方は、日本語化アドオン自体のアップデートも必要となります。
アップデート方法については、弊社サポートまでお問い合わせください

GraphPad社でのアクティベーションの解除作業終了の連絡がありましたら、新しいPCへPrism をインストールしてください。

また、新しいPCでのアクティベーションについては、こちらもご参考ください。

以上

 

0129 MacOS 10.13 (High Sierra) でのPrism 6, 7の動作について

MacOS 10.13 (High Sierra) がリリースされましたが、GraphPad社並びに弊社の検証で現在までに、以下の不具合が見つかっています。

不具合内容:
1. Prism 6, 7。グラフ/レイアウトの画像ファイルとして出力するexportダイアログの一部が表示されず、設定の一部を変更することが出来ない。
出力を行うことは可能ですが、Prismデフォルト/ユーザー定義のデフォルトの設定での出力となります。

2. Prism 6のみ。ナビゲータでシート名を変更するとPrismがクラッシュする。

3. Prism 6, 7。日本語ヘルプアドオンで、内容のスクロールやトグルボタンの動作に不具合がある。

回避方法:
1. について:Prism 7 ユーザーは、GraphPad Prism 7.0dにアップデートしてください。

2. について:ナビゲータで直接変更を行わないで、EditメニューのRename Sheets…を使用して名称を変更してください

3. について:原因は現在調査中です。問題を一時的に回避するための設定プログラムを作成しております。
日本語ヘルプアドオン・ユーザーの方は、弊社サポートまでお問い合わせください。

GraphPad社対応:
1. について:問題に対応するPrsim 7.0d は、2017年12月7日(日本時間)リリースされました
2. について:Apple社によるHigh Sierraのアップデート待ちとなります。

注意:
1. の問題については、Prism 6 でもPrism 7と同じ問題の発生が考えられますが、Prism 6での対応バージョンのリリース予定はありません。

 

以上

 

0128 Prism アクティベーションコードについて

GraphPad Prism 5.04/5.0d 以後のバージョンから、インストールの際に製品シリアル番号の他にアクティベーションコードの取得と入力が必要となりました。

一旦インストールされていたPrismを一時的にアンインストールし、再度インストールする場合は、Prismプログラムのインストールだけでそのままご利用いただけます。

使用していたPCのOSを消去し再インストールした場合、
製品シリアル番号とアクティベーションコードの再入力が必要となります。
もし、前回入力したアクティベーションコードを保存されていれば、そのコードをそのままご利用いただけます。
無い場合には再度アクティベーションコードを申請する必要がありますが、その場合は前回と同じコードが発行されます。この場合には ”アクティベーションの追加” にはなりません。

※ Prism 6.07/6.0h以前のPrism 6を使用している場合、稀にマシンIDが変更されてしまうことがあります。この場合そのまでのアクティベーションを解除し、コードの新規取得が必要となります。

使用してPCの部品を交換しOSを差インストールした場合、
マシンIDが変更されている可能性があり、それまでのアクティベーションを解除し、コードの新規取得が必要となります。

それまで使用していたPCを変更する場合、
それまでのアクティベーションを解除し、コードの新規取得が必要となります。

アクティベーションの解除とコードの新規再取得での注意:

  • Prism 6.07/6.0h以前の Prism 6を使用している場合、OSの再インストール等の作業を行う前に、Prism 6.07/6.0hにアップデートを行う必要があります。
  • アクティベーションの解除を行うには、GraphPad社への申請が必要となりますが、その際には製品シリアル番号と ”これまで使用していたPCのマシンID” が必要となります。
    ※ 申請に必要な情報は全てGraphPad社からのアクティベーションコードメールに記載されています。

 

以上

 

0126 ヘルプアドオンをインストールしたのにヘルプが日本語化されない

現象:

GraphPad Prism 6 から提供されている、Macユーザー向けGraphPad Prism 日本語ヘルプアドオンをインストールしたのに、Prismのヘルプの内容が英語のままで日本語にならない。

原因:

インストールが完了していない
日本語ヘルプアドオンが正しくインストールされていないことが考えられます。インストールモジュールをアプリケーションフォルダーにコピーしてもヘルプは日本語化されませんのでご注意ください。日本語ヘルプアドオンのインストールモジュールをダブルクリックしインストーラーを起動しインストールを行ってください。

日本語ヘルプアドオンのインストールが完了している場合
GraphPad Prismが完全終了していない状態で、日本語ヘルプアドオンをインストールしていることが考えられます。一旦GraphPad Prismを完全に終了させてから、再度GraphPad Prismを起動することで日本語化されたヘルプが正常に表示されるようになります。