カテゴリー別アーカイブ: その他

0174 Prism 10.6.0 リリースノート

2025年8月22日

詳細はGraphPad社 サイトでご確認ください。

Magicでタイトルの制御が改善されました

Magic を使用することで、グラフのフォーマットをより詳細にコントロールできるようになり、グラフ、X 軸、および Y 軸のタイトルそれぞれに対して個別のコントロール*が用意されます。

  • 別個のコントロール: グラフ、X軸タイトル、Y軸タイトルを、選択的に修正できます。
  • 簡略化されたワークフロー: 全ての3つのタイトルをクリック一つで切り換えます。
  • カスタマイズ: 他のグラフエレメントに影響を及ぼすことなく、簡単にタイトルに変更を適用できます。

* ネームドユーザーPrismライセンスが必要です(シリアル番号に基づくPrismライセンスで利用できませんん)

「抽出と再構成」[Extract and rearrange] のコントロールの改善

新しいオプションにより、データ抽出と再構成についてより正確な制御が可能になりました。

  • 完全な行だけ: ブランク、あるいは空の行を除外し、完全な行だけを出力するするための新しいオプション。
  • 対象変数/Subject Variable のサポート: データを繰り返し測定分析のための列形式に抽出するとき、対象 (行) の変数を指定します。
  • カスタム行タイトル: 指定された変数あるいは行タイトルの値を抽出された結果に引き継ぎます。
  • 適切な警告: 複数の値が同じセルに割り当てられているときに、データ消失を防ぐためにフローティングメモによってユーザーにアラートを出します。

重回帰についてのより直観的な [信頼区間/Confidence Interval] オプション

簡素化された信頼区間のコントロールにより、線形重回帰分析、多重ロジスティック回帰分析、およびコックス比例ハザードモデルがより利用しやすく、理解しやすくなりました

  • 明確な手法の選択: 開始時に、プロファイル尤度または ワルド/Wald 信頼区間を選択します。
  • カスタマイズ可能な出力: 上限/下限、標準誤差、P 値を含む出力する結果を指定します。
  • 能率的なインターフェース: 新しい配置により、信頼区間の設定が分かりやすく、かつ設定しやすくなりました。

K-means クラスタリングでクラスター数を自動選択

データセットに対し最適なクラスター数を自動的に決定する、新しいコンセンサス メトリック機能** の使用により、K-means クラスタリングの推測作業が不要になりました。

  • 複数の手法によるアプローチ: 異なるメトリックに基づいてクラスターの最適な数を決定するために17の手法が使用されます。
  • コンセンサスに基づく決定: 17 の検定全体で最も頻繁に推奨されるクラスターの数を選択するコンセンサス手法が使用されます。
  • 精度: 範囲が広すぎたり断片化されすぎたりしたパターンを回避し、より有意義なクラスタリング結果が導き出す手助けとなります。

クラスター数の選択での注意

データに対し、正しいクラスター数を見つけることは困難です。 クラスターの数が少なすぎると需要な相違を見落とすことになり、クラスターの数が多すぎると不適切なグループ化をもたらします。

Prism 10.6 は、17 の異なる手法からメトリクスを計算することでこの問題に取り組み、各々の手法は、特定のデータのクラスタリングを最適化する方法を決定するための独自の基準を備えています。

これらの17の手法から最も多くの”投票”を獲得したクラスターの数が、Prismが推奨するもので、より信頼性が高く頑健な結果を提供します。 このアプローチは多くの場合コンセンサス手法と呼ばれ、最終的な答えは複数の独立した測定結果の合意によって決定されます。

**この機能が GraphPad Prism for Enterprise でのみ利用可能である点に注意してください。

* ネームドユーザーPrismライセンスが必要です(シリアル番号に基づくPrismライセンスでは利用できませんん)

** Prism Enterprise license ライセンスが必要です

*** 関連するPrism Cloud Workspace が利用可能な Prism サブスクリプションが必要です

0172 Prism 10.5.0 リリースノート

2025年5月30日

詳細はGraphPad社 サイトでご確認ください。

Prism Cloud で編集者権限を割り当てられます

ファイルバージョンの同期を維持し、コラボレーションを向上

リンク:Prism 10.5.0

  • 複数のユーザーによる更新: 共有プロジェクトへの変更を公開する編集者として他のユーザーに割り当てることができます
  • 最新バージョンの認識: 古いファイルで作業している場合にアラートが出されます
  • メールのやり取りはもう不要: 作業はすべて一ヶ所に集約されます
  • Prism Cloud について詳しく知る

三群以上の生存データで多重比較が可能になりました

より深い洞察のために追加された統計学ツールで生存分析が強化されます

  • 複数のペアごとの比較*: Prismが実行する比較と希望する修正手法を指定するだけで、必要なすべての統計量、P値、サマリーを取得できます。
  • 信頼区間: 各群の生存期間の中央値についての95%信頼区間を取得します。

* ネームドユーザーPrismライセンスが必要です(シリアル番号に基づくPrismライセンスでは利用できません)

対数正規分布データの処理が容易になりました

対数正規データの分析は手動での変換無しで、組み込みの検定でより簡単に行うことができます。

対数正規の重要性

  • 科学では一般的: 対数正規分布は、生物学的効果が相加的ではなくむしろ乗法的である場合に自然に生じ、薬理学をはじめとする多くの分野で一般的です。
  • 統計的検出力の向上: 対数正規分布からのデータを適切に分析することで、統計的検出力が向上し、必要なサンプルサイズが小さくなり、誤った外れ値の特定を防ぐことができます。
  • より有益な結果: 実験の効果を直観的に差ではなく比率として報告します (例えば、”処置二より、活性度は二倍になった”)。

新しい対数正規分布解析オプション

  • 対数正規 t 検定
    (対応のない、対数正規 Welchのt検定、対数正規 1標本t検定)
  • 対数正規 1-way ANOVA
    (通常の、Brown-Forsythe と Welch、繰り返し測定)
  • 幾何平均の比率としての結果…差ではない
    Prism の分析結果には、幾何平均値、比率、および適切な信頼区間が含まれます。

at Risk 数テーブルを自動的に作成可能になりました

カプラン マイヤーグラフには、自動生成された at Risk 数テーブル** が追加され、解釈が容易になりました。

  • より深い洞察を得る: リスクのある対象者や打ち切り対象者の数を簡単に特定できます
  • 動的な更新: 時間や間隔の変化に応じて自動的に更新されます
  • 視覚的な一貫性: 色は生存曲線に合わせて自動的に適合されます

**この機能が GraphPad Prism for Enterpriseでのみ利用可能である点に注意してください。

0171 Prism 10.4.1 リリースノート

詳細はGraphPad社 サイトでご確認ください。

このリリースでは、グラフに埋め込まれたテーブルの編集や変更が困難または出来ない問題の修正を含む、Prism 10.4.0 以前に存在した複数の問題が修正され、Prism から LabArchives アカウントにログインおよびログアウトする際の動作が改善されています。

ユーザーインターフェイス (UI) の改善

LabArchives の統合 UI で、[別のアカウントへのログイン/Login to another account” link with] リンクを [ログアウト/Log out] に置き換えました。

分析のバグフィックス

元データテーブルで、データポイントが除外された後に、[単回帰/Simple linear regression] の結果の データによる列が[残差/Residuals] タブ と [直線/Line] タブから消える問題を修正しました。

グラフのバグフィックス

  • (Windows) グラフ上に埋め込まれたデータテーブルのサイズ変更や書式変更ができなかった問題を修正しました。
  • (Windows) 元のデータテーブルが削除された後で、グラフやレイアウトシート上に空のプレースホールダーとしてではなく、リンクされていない埋め込まれたテーブルが突然表示される問題を修正しました。

その他のバグフィックス

  • データが先に元のデータテーブルから削除されていると、[単回帰/Simple linear regression] 結果シートに切替えるとき、Prismがクラッシュするか、あるいは”ディスクまたはメモリエラーが発生しました/Disk or memory error occurred” 警告が表示される問題を修正しました。
  • グラフ上のシンボルの色や大きさの変数が先に元のデータテーブルから削除されると、多変量グラフシートを解凍しようとするとPrismがフリーズする問題を修正しました。
  • (Windows) 生存分析データテーブルを追加した後に Prism Cloud 内の Prism プロジェクト ファイルを更新しようとするとPrism がクラッシュする問題を修正しました。
  • (Windows) [データセットの置換/Replace Data Set]」ダイアログで、以前にデフォルトで使用されたテーブルが自動的に表示されない問題を修正しました。
  • (Mac) macOS のクイックルック機能による Prism Thumbnail Extension がクラッシュすることで、ファインダーで Prism ファイルのプレビューを表示できなくなる問題を修正しました。

0167 Prism 10.2.3 リリースノート

Prism 10.2.3 リリースノート 原文

このリリースでは、Prism が作業ディレクトリとして使用するシステムフォルダが書き込み禁止になっているとPrism ファイルが破損してしまう問題を含む Prism 10.2.0 – 10.2.2 で確認された複数の問題が修正されました。

Prism 10 のデフォルトの作業ディレクトリは、 Windows か、あるいは macOS かで異なります:

  • Windows: %APPDATA%\GraphPad Software\Prism\10.0\Data
  • macOS: ~/Library/Application Support/GraphPad/Prism/10/run

分析のバグフィックス

  • (Mac) Geisser-Greenhouse の補正を使用する 2-way ANOVA での Multiple Comparisons タブで、”Compare row main effect” オプションが選択できない問題を修正しました。

その他のバグ修正

  • 一時的な Prism ファイルの保存に使用されるシステム フォルダが書き込み禁止になっているとき、Prism の使用中にファイルが破損する可能性がある問題を修正しました。
  • 有効期間内のPrismライセンスを使用中に、システム時間のロールバックが見つかった場合、 Prismをオフラインで起動すると予想外のアラートが表示される問題を修正しました。
  • (Mac) Apple Silicon (M1, M2, M3 プロセッサ) を搭載した macOS デバイスに GoFetch 攻撃されるのを防ぐために、Prism 内の OpenSSL コードに関連付けられた暗号化ルーチンを実装しました。
  • (Mac) 破損した画像を含むプロジェクトファイルを .prism 形式で保存した後、Prism が .pzfx 形式で保存できなくなる問題を修正しました。

0166 Prism 10.2.2 リリースノート

Prism 10.2.2 リリースノート原文

このリリースはPrismバージョン10.2.0と10.2.1で存在する複数の問題の修正、[Welcome to GraphPad Prism]ダイアログで Prism Academy への壊れていたリンクの修正と、線形回帰での不具合の修正、および、グラフ上でのデータへのリンクの改善が含まれています。

分析のバグフィックス

  • プロジェクトを.pzfxフォーマットから.prismファイル形式に変換した後に、単回帰の [直線は異なっていますか?/Are the lines different?] の結果が表示されない問題を修正しました。

グラフのバグフィックス

  • 多変量データテーブルでカテゴリー変数の水準を変更しても、変更が正しくグラフに反映されない問題を修正しました。

その他のバグ修正 [Welcome to GraphPad Prism] ダイアログの [Videos] タブのリンクを修正し、Prism Academy に正しく移動できるようにしました。

0165 Prism 10.2.1リリースノート

Prism 10.2.1: 2024年3月06日 (米国時間) リリース開始

このPrismバージョンでは、以前のPrismのバージョンに存在した問題の多くの重要な修正が導入されています。 特に、このバージョンでは、非線形回帰結果の再計算に存在する問題に関連する多数のクラッシュの修正や、他の多くの重要な修正も行われています。 オリジナルリリースノートを参照

グラフのバグフィックス

  • 膨大な数のグラフを含むプロジェクトで、設定されたグラフの書式 (色、シンボル、等)が保存されない問題を修正しました。
  • [コンパクトレター 表示/Compact Letter Display]のラベルが、[行による分類の棒グラフ/Interleaved bars] や [列の要因ごとの棒グラフ/Separated bar graph] から非常に離れて表示される問題を修正しました。
  • プロジェクトに膨大なグラフがあるとき、ユーザーが指定した凡例の位置が保存されない問題を修正しました。
  • 「グラフフォーマット」[Format Graph] ダイアログの「グラフ上のデータセット」[Data Sets on Graph] タブで追加されたデータセットについて、グラフ上で信頼区間が表示されない問題を修正しました。
  • (Mac) レイアウトの “Equalize Scaling Factor” ダイアログで、異なるスケールの2つのグラフについて間違ったスケール値 (%) が表示され、自動的に再スケールしようとすると予期しない動作が発生する問題を修正しました。

その他のバグ修正

  • データテーブルに一つのデータセットしかない場合、[EC50シフト Xは濃度/EC50 shift, X is concentration]モデル、[1本の曲線で、すべてのデータに適切にフィットするか?/Does one curve adequately fit all the data sets?] オプションで、非線形回帰が実行されるとPrismがクラッシュする問題を修正しました。
  • 膨大な数のデータテーブルと結果があるプルジェクトでデータテーブルを複製しようとするとクラッシュする問題を修正しました。
  • 500枚以上のシートを含んでいるプロジェクトファイルを開くとき、クラッシュする問題を修正しました。
  • (Win) [主成分分析 (PCA)/Principal Component Analysis]あるいは、[Cox 比例ハザード回帰/Cox Proportional Hazards Regression]分析で作成されたグラフから再計算を実行するとした瞬間にPrismがクラッシュする問題を修正しました。
  • (Win) 削除された/失われた分析に分析定数がリンクされているファイルを開くことができない問題を修正しました。
  • (Mac) 先に全てのデータセットが元のデータテーブルにコピー&ペーストされていた場合、緑の罫線の結果シートで実行された非線形回帰結果に切り替えようとするとクラッシュする問題を修正しました。
  • (Mac) サブカラムタイトルがPrism内からコピーされたとき、タイトルが恣意的に左や右に調節される問題を修正しました。
  • (Mac) 以下のような操作の間 Prism が必要とされないバックアップフォルダを作成する問題を修正しました:
    • [グラフ形式の変更/Change Graph Type] ダイアログの起動の都度
    • このダイアログ内でグラフ種類を切り替えているとき
    • ナビゲーターパネルで、グラフとレイアウトの順序を変更しているとき
    • 図形オブジェクトや、テキストオブジェクトを複写しているとき

0164 Prism 10.2.0 リリースノートサマリー (2024/0209)

詳細は、このGraphPad社ページでご確認ください。

Prism 10.2.0 は 2024 年 2 月 8 日 (米国時間)にリリースされました。

Prism 10.2.0の主な新機能:

  • macOS のダークモード: Prism は、スタイリッシュなダーク テーマでデザインを見直したダイアログ、ツールバー、テーブル要素によるダーク モードのシステム設定を採用します。
  • コンパクトレター表示 (CLD): 統計的に有意差があるグループを示すためにアスタリスクの代わりに文字を使用することで、ペアごとの比較を表示しながら、グラフ上の混乱を軽減します。
  • カラースキームメニューの再設計: メニュー内で各カラースキームの色を直接表示し、最近使用した配色にすばやくアクセスし、ユーザー定義のカラースキームを見ることができます。
  • 新しい Prism Cloud 管理: Prism Cloud アカウントにすぐにサインインし、簡素化されたより直感的な管理で作業の公開を開始できます。

macOS のダークモード

ダークモードを Prism に導入します! 目の疲れを軽減し、様々なインタラクションを向上させるスマートなダークデザインで、完全にリフレッシュされた視覚体験をお楽しみください。 このスタイリッシュな新しいデザインは、作業環境にあわせてデバイス上でダークモードが可能にされるとき自動的に可能になります。

コンパクトレター表示 (CLD)

多くの1-wayと2-way ANOVA分析では、各々のグループ平均値とすべての他のグループ平均値を比較する多重比較の実行を伴います。 対象となるグループの数によっては、多くの個々の比較が行われる可能性があります。 これらの比較の全てを大カッコとアスタリスクでグラフの上で要約することは結局多くのスペースを必要とし、結果の解釈を困難にします。

コンパクトレター表示(CLD)は、そのグループに関係するすべての比較を評価するために使用でき、各グループに割り当てられた一連の文字に置き換えることで、この問題に対処します。 基本的に、いずれかの2つのグループが文字を共有する場合、これらの2つのグループ間の比較は統計的に有意でないことことが分かります。 いずれかの2つのグループが文字を共有しない場合、これらの2つのグループ間の比較は統計的に有意であることが分かります。

グラフへのCLDの追加は、以下の2つの方法のいずれかで分析されたデータについて利用可能です:

  • 1-way ANOVAに続く多重比較検定で、「各列の平均をその他の列の平均で比較する」[Compare the mean of each column with the mean of every other column]
  • 2-way ANOVA続く多重比較検定で、「行と列に関係なくセル平均を比較する」[Compare cell means regardless of rows and columns]

カラースキームメニューの再設計

グラフに色彩を適用することは、結果を強調し、ビジュアルが希望通りに見えるようにするための最良の方法の 1 つです。 したがって、色彩の選択に、何らかの推測を含めるべきでありません。 Prism 10.2.0では、カラースキームメニューのデザインをアップデート、グラフに適用される塗りつぶしや枠線の色のプレビューを含めました。 連続カラーマップを持つによるグラフについては、使用可能なカラー スキームには、使用されるグラデーション マップも表示されます。

さらに、「最近使用したカラースキーム」[Recently used]と「ユーザー定義のカラースキーム」[User Defined] セクションも追加され、素早くお気に入りのカラーオプションにアクセスすることができるようになりました。より自信を持って色を選択し、グラフに希望する正確な外観を与えることができるようになりました。

新しい Prism Cloud 管理

より簡単にサインインし、Prism Cloudを開始できるようになりました。 管理の改善により、プロジェクトの公開、公開された作業の共有、Prism Cloud ワークスペースの探索、または単に Prism Cloud が提供するものについての詳細を学ぶことでも、がより簡単になりました。

改善された機能

  • ツールバーで、Prism Cloud コマンドの UI/UX をアップデート
  • カラースキーム・メニューへ多数の変更を実装:
    • 各々のカラースキームへ、プレビュー・カラーパレットを追加
    • ヒートマップに、ヴィリディス、マグマ、プラズマ、インフェルノのグラデーションカラーを追加
    • カラースキームメニューに、”最近使用したカラースキーム/Recently used”と”ユーザー定義のカラースキーム/User Defined” を追加
  • 「選択と変換」[Select and transform]分析で、使用可能な関数のセットに SUM および COUNT 変換を追加
  • ツリー ビューと選択された比較カウンターを追加し、1-way ANOVA および ネスト ANOVA 分析で、予め選択された列のペアを複数比較するための 「比較」[Compare]サブ ダイアログのデザインを改善
  • ”比較の形式” ダイアログの「グラフの比較」[Comparisons on Graph]タブに水平スクロールバーを追加
  • Y軸のスケールが “log 10”, “log 2”, the “真数/Antilog”で、最小範囲が > 1 のとき、「軸のフォーマット」[Format Axes] ダイアログの 「小数点以下桁数」[Decimals]オプションが利用可能
  • 「ナビゲーター」[Navigator ]コマンドに”パネル 左/left panel” を追加し、「インスペクター」[Inspector] コマンドに ”パネル 右/right panel”を追加
  • ”設定/Preferences/Settings” ダイアログの”サービス/Services”タブで、カスタマーサポートのリンクをアップデート
  • ようこそ/Welcome ダイアログで、多変量データのプレビューをグラフ例を含むようにアップデート
  • (Mac) Layout シートの上で、”Center everything on the page” コマンドが利用可能になりました

パフォーマンス

  • TXT、CSV、および XML 形式の大きなデータ範囲 (グループプロット/Grouped データ 104x52x1800) を Prism のデータ テーブルにインポートするパフォーマンスが向上し、Prism 10.2 は以前のバージョンの Prism 10 よりも高速になりました。
  • 膨大な量のデータによる相関分析の計算性能が向上し、Prism 10 は Prism 9 より顕著に早くなりました。
  • 変更されたデータ テーブルからリンクしたグラフと結果 (線形回帰、相関、外れ値検出、記述統計) への切り替えのパフォーマンスが向上しました。
  • 大量のデータ (~200000x10x5) を含むプロジェクトの保存で、PZFX 形式を使用する以前のバージョンと比較し、PRISM 形式による保存パフォーマンスが向上しました。
  • (Windows) 大量のデータによる線形回帰分析の計算のパフォーマンスが改善され Prism 10 が Prism 9 よりわずかですが早くなりました。
  • (Windows) たくさんのグラフが含まれるレイアウトをクリップボードにコピーするパフォーマンスが向上し、Prism 10 は Prism 9 よりも顕著に早くなりました。
  • (Windows) 多変量グラフ上でテキストの移動やオブジェクトの描画を行うと長い遅延が発生する問題を修正しました。
  • (Windows) 大量のデータ (15×1600) をレンダリングするグループプロットグラフへの切替えのパフォーマンスが向上し、Prism 10 は Prism 9 よりも数倍高速になりました。
  • (Windows) Microsoft Excel ドキュメントから広範囲のデータ (1024x16x500) をコピーし、Prism のデータ テーブルへのリンク貼付けするパフォーマンスが向上し、Prism 10 は Prism 9 の 2 倍早くになりました。
  • (Mac) たくさんのシートを持つプロジェクトで、 “Duplicate Family” 操作のパフォーマンスを向上させました。

0163 PowerPoint/Wordに貼り付けたPrismグラフをダブルクリックしてもエラーが表示されPrismで開かれなくなった (2023/12/15)

問題内容:
これまで問題なくPrismで開くことができたPrismからPowerPoint/Wordに貼り付けられたグラフをダブルクリックしても、エラーが表示されPrismで開くことが出来なくなった。
GraphPad社による解説

※この問題は、Windows版 GraphPad Prism 9.3.0 以降のバージョンで発生が確認されています。Mac 版Prism ではこの問題は生じません。

原因:
12月10日に行われた Microsoft Edge WebView2 Runtime モジュールのアップデートの影響

回避策:
Prism 10をご利用の場合は、Prism 10.1.2 (2023/12/15 リリース)にアップデートして下さい
Prism 9 をご利用の方は、PowerPoint/Wordを管理者権限で実行し、Prismグラフが埋め込まれたファイルを開きます。

注意:
永続的にファイルのダブルクリックで PowerPoint/Wordが管理者権限で実行されるようにするには、PowerPoint/Word プログラム本体 (POWERPNT.EXE, INWORD.EXE) を管理者権限で実行されるように設定する必要があります。

GraphPad Prism から PowerPoint/Word へ グラフを送る (Ctrl+H, Ctrl+K) 場合、GraphPad Prism 自体も管理者権限で実行されている必要があります

Prism アイコンを右クリックし、“管理者として実行”を選択しPrismを実行し、目的のPrismファイルを開いてください。

永続的にGraphPad Prism が管理者権限で実行されるようにするには、Prism 再婚を右クリックし、“プロパティ” を選択し、ダイアログの “互換性” で、“管理者としてこのプログラムを実行する” をチェックしてください。

0162 Prism 10.1.1リリースノート

Prism 10.1.1 は、2023年11月29日にリリースされました。

Prism 10.1.1 では、Prism 10.1.0 に存在する問題に対する重要な修正が多数導入されています。 特に、以前のバージョンの Prism で作成されたファイルを開くと、一見空のデータ テーブルが表示され、データが失われた問題が修正されました。 このリリースは、Prism Cloudでのグラフの表示や他の重要な修正などが改善されています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

0161 Prism 10.1.0 リリースノート サマリー

Prism 10.1.0 は、2023年10月20日にリリースされました。

GraphPad社ページ

改善された機能

  • 多変量グラフで、シンボルサイズを定義するための新しいオプションが導入されました。 最小シンボル サイズを定義してシンボル サイズをスケーリングすることに加えて、最大シンボル サイズを定義してスケーリングすることも選択できるようになりました。 また、最小と最大のシンボル サイズの両方を定義でき、Prism はその大きさの間ですべてのシンボル サイズを適切にスケーリングします!

最小シンボルをサイズ 10 に設定

最大シンボルをサイズ 40 に設定

最小シンボルをサイズ 10 に設定し、最大シンボルをサイズ 40 に設定

  • Prismで提供される全てのデータシミュレーションについて、 乱数種 を定義できるようになりました:
    • 「XYデータのシミュレーション」[Simulate XY Data]
    • 「列データのシミュレーション」[Simulate Column Data]
    • 2×2 分割表のシミュレーション
  • PrismがFisherの正確確率検定で処理することができるデータの大きさを拡大しました。 Prism 10.1.0 は、Fisher の正確確率検定を M x N 分割表で実行することができます(総観測数によって制限)。
  • 数値積分の精度を高めたことで、DunnettのT3多重比較検定から計算される信頼区間が改善されました。
  • 以下を含むアプリケーション全体のパフォーマンスが向上しました:
    • 大量のデータが含まれるファイルを開く
    • 除外された値/空の値が含まれるファイルを開く
    • 膨大な数のデータシート (最大 500) を含むファイルを開く
    • 大量のデータが含まれるファイルの保存
    • グラフのレンダリング (大量のデータによるグラフに対する改善)
    • 分析パフォーマンス(Pearson 相関での改善)
    • Magic 機能(Windows での改善)
    • レイアウトのコピー (Windows のみで改善)
    • 大きなプロジェクトでのナビゲーション (ギャラリーとシート間での表示の切替え、大きい画像を持つレイアウトへの切替え)
    • データのインポート(「グループプロット」[Grouped]データでの改善)
  • Prism Cloud ベータ: プロジェクトを公開した後、Prism Cloud Web アプリケーションでデータと結果をグラフとレイアウトとともに表示します(サブスクリプションでのみ)。

分析のバグフィックス

グラフのバグフィックス

その他のバグ修正