Prism 10.1.0 は、2023年10月20日にリリースされました。
改善された機能
- 多変量グラフで、シンボルサイズを定義するための新しいオプションが導入されました。 最小シンボル サイズを定義してシンボル サイズをスケーリングすることに加えて、最大シンボル サイズを定義してスケーリングすることも選択できるようになりました。 また、最小と最大のシンボル サイズの両方を定義でき、Prism はその大きさの間ですべてのシンボル サイズを適切にスケーリングします!
最小シンボルをサイズ 10 に設定
最大シンボルをサイズ 40 に設定
最小シンボルをサイズ 10 に設定し、最大シンボルをサイズ 40 に設定
- Prismで提供される全てのデータシミュレーションについて、 乱数種 を定義できるようになりました:
- 「XYデータのシミュレーション」[Simulate XY Data]
- 「列データのシミュレーション」[Simulate Column Data]
- 2×2 分割表のシミュレーション
- PrismがFisherの正確確率検定で処理することができるデータの大きさを拡大しました。 Prism 10.1.0 は、Fisher の正確確率検定を M x N 分割表で実行することができます(総観測数によって制限)。
- 数値積分の精度を高めたことで、DunnettのT3多重比較検定から計算される信頼区間が改善されました。
- 以下を含むアプリケーション全体のパフォーマンスが向上しました:
- 大量のデータが含まれるファイルを開く
- 除外された値/空の値が含まれるファイルを開く
- 膨大な数のデータシート (最大 500) を含むファイルを開く
- 大量のデータが含まれるファイルの保存
- グラフのレンダリング (大量のデータによるグラフに対する改善)
- 分析パフォーマンス(Pearson 相関での改善)
- Magic 機能(Windows での改善)
- レイアウトのコピー (Windows のみで改善)
- 大きなプロジェクトでのナビゲーション (ギャラリーとシート間での表示の切替え、大きい画像を持つレイアウトへの切替え)
- データのインポート(「グループプロット」[Grouped]データでの改善)
- Prism Cloud ベータ: プロジェクトを公開した後、Prism Cloud Web アプリケーションでデータと結果をグラフとレイアウトとともに表示します(サブスクリプションでのみ)。
分析のバグフィックス
- これまでに見つけられた分析でのバグが修正されています。 詳細はこちらを参照ください。
グラフのバグフィックス
- これまで見つけられたグラフでのバグが修正されています。詳細はこちらを参照ください。
その他のバグ修正
- これまで見つけられたその他のバグが修正されています。詳細はこちらを参照ください。