0170 Prism 10.4.0 リリースノート

詳細はGraphPad社 サイトでご確認ください。

新しい非線形 用量 – 反応モデル

このリリースでは、非線形回帰のために2つの新しい用量 – 反応モデルが導入されます。 Gaddum-Schild 用量-反応モデルは、競合阻害剤の存在下での反応データにフィットさせるために使用されます。 阻害剤の濃度が増加し、結果として用量-反応曲線はより高濃度値にシフトします。 Prism の元々の Gaddum-Schild モデルは、用量-反応曲線のこのシフトが競合阻害により予測されたシフトにどの程度一致するかを定量化する SchildSlope の最適合値を決定します。 2つの新しいモデル (1つは X は濃度であるときのデータについてのもので、他方は X が対数濃度であるときのもの) はSchildSlope を1.0 の基準値に制約し、モデルのフィットを単純化します。

多変量ヒートマップのための、より直観的なコントロール*

多変量データから生成されるヒートマップをカスタマイズするための軸コントロールは、より直観的でより使いやすいように改善されました。 これらのグラフの軸はカテゴリーであるので、連続値のために設計されたコントロールは全く役に立ちませんでした。 そのため、これらのコントロールがカテゴリー変数軸に対し機能するように再設計されグラフのカスタマイズがより容易になりました。 ここれらの新しいコントロールは、[軸のフォーマット/Format Axes] ダイアログと多変量グラフのグラフ インスペクターの両方にあります。

Dotmatics Luma との新しい統合*

AI 駆動型の適応ワークフローとシームレスなデータ統合により研究を効率化するように設計された Scientific Intelligence Platform である Dotmatics Luma との新しい統合により、Prism のデータと結果を最大限に活用できます。

PrismとLumaを接続することで、Prismのファイルを一元管理された場所にシームレスに自動送信することができます。 そこでは、データと結果が抽出、解析され、下流から簡単にアクセスできるようになり、科学者や管理者がより良い意思決定のために大規模なデータを統合、分析するのに役立ちます。

Prism Enterpriseライセンスによるサブスクリプションのみで利用可能

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