カテゴリー別アーカイブ: Prism5

0029 Prismデモ版をダウンロードではなく、CD-ROMで入手することはできますか?

はい、ネットワークに接続されていないPCにインストールする場合、正常にダウンロードできない場合はCD-ROMにてデモ版を送付させて頂いております。
CD-ROMでのデモ版を希望される方は、お名前/送付先/電話番号/Win版・Mac版のどちらを希望されるか明記頂きまたはフォームよりお申し付け下さい。

0028 Prism, Instat, StatMateの違いは?

PrismとInStatは医学統計を目的に設計されており、StatMateは検出力の測定を目的としたソフトウェアです。
PrismとInStatの統計機能はオーバーラップしている箇所が多くあり、大きな違いはグラフ作成能力が制限されているだけです。
グラフ作成を優先としない場合、むしろInStatの基礎的統計のステップ方式の方が好まれるかもしれません。
InStatでは基本的な統計の検定を実行できますが、二元配置ANOVA・生存分析・ロジスティック回帰・段階的重回帰・因子/クラスター分析・ANCOVAの統計機能はありません。
Prismの方が多くの統計解析機能を含んでいると言えますが、InStatでは複合回帰(multiple regression)の実行が可能ですが、Prismには含まれていませんのでご注意下さい。

GraphPad Prism
PrismとInStatの統計機能は重複する点がありますが、Prismは、非線形回帰・生存曲線・二元配置分散分析・線形回帰線の比較、その他を含めさらにたくさんの機能があります。
Prismは、PowerPointでのプレゼンテーション・ウェブサイト・Wordドキュメント等、出版印刷に耐えうる高解像度イメージファイルとしてエキスポートができ、カスタマイズ可能なグラフを簡単に作成することができます。
学会誌や雑誌の原稿用にグラフを作成する場合、Prismのエクスポート機能が極めて有効です。

GraphPad InStat
GraphPad InStat は扱い易く、本格的な統計プログラムの代替となります。
統計の初心者でも、わずか数分でデータ分析をすることができます。
データを入力し、統計検定を選ぶだけで結果が得られます。
検定力の強力な統計プログラムを持っていても、InStatのシンプルなステップ方式が使いやすい場合があります。
複雑な問題は大きなプログラムで、日常分析はInStatで処理するという使い方をお勧めします。

GraphPad StatMate
GraphPad StatMateは、実験の最適な標本サイズや実験が効果的かどうかを測定するプログラムです。
実験に必要なデータポイントがいくらか求めた値から推量し、種々の仮説の相違を検出するための実験における検出力を瞬時に計算します。
StatMateは、操作が一目瞭然で学習の必要がありません。
ユーザが必要なすべてのドキュメントは、プログラムに組み込まれています。
Prism/Instatには検出力やサンプルサイズを算出する機能がありません。
科学的、臨床的に価値があると思われる差を想定し、それを検出する上での検出力には意味があります。
StatMateはその計算を支援する機能を提供します。

0027 Prismをインストールしていないコンピュータでも、Prismファイルを閲覧する方法はありますか?

プリズム・ビューワがあれば、Prismがセットアップされていないパソコン上でもPrismのファイルを表示できます。

Prismがインストールされていなくとも、データ、分析結果、グラフなどを含むPrismファイルを閲覧・印刷することが可能です。
閲覧・印刷ではPrismと同じように機能しますが、ファイルの内容を変更することはできません。
ファイルの編集や変更には、製品版が必要となります。
プリズム・ビューワに使用期限はありません。

Prismビューワ for Windows
Prismビューワ for Macintosh

0026 Prism 5は何台までインストール可能ですか?

個人で使用する場合のみ2台(勤務先またはご自宅、モバイル)にインストールして使用することが可能です。1つのライセンスを勤務先、研究所等で複数のユーザが利用するのは使用許諾に違反致しますので、その旨ご承知下さいますようお願い致します。

0024 インストーラを起動すると「このマシンにはInstallerScriptエンジンがありません。」/「ISScript.msiがインストールされていない」というエラーがでて終了してしまいます。

「ISScript.msiがインストールされていない」というエラーはインストールの際に使用されるInstallShield エンジンに問題がある場合に発生することが確認されています。
InstallShield エンジンは通常Windows環境に存在しておりますが、使用しているWindowsの環境によりインストールができない場合があります。
下記URLをご参照の上、.msiの対応ソフトをインストールしてください。

http://support.microsoft.com/kb/292539/ja

再インストールする際、英語版、日本語版のアンインストールをしてから再度のインストールを行ってください。

0018 Prismで多変量解析はできるのでしょうか?

多変量解析に関するGraphPad社の解釈は、下記の通りです。(Ref:GraphPad FAQ# 1065

「多変量(Multivariate)」という用語には一貫性がありません。
定義によっては、「多変量」は複数の従属変数(結果因子)を同時に算定する解析のみとします。
Prism/Instat/StatMateにはこれらの種類の多変量解析は備えていません。

「多変量解析」という用語は一般的に、1つの従属変数と複数の独立変数を扱う解析を示します。
Prismはこの解析方法にフォーカスをおいて設計されていませんが、「多変量」と呼べる解析を幾つか行うことができます。

・ 二元配置分散分析(Two-way ANOVA)― 結果因子を2グループ変数の関数とみた場合
・ 2つの線形回帰直線の勾配と切片を比較する ― ANCOVAの形態
・ 2つの従属変数で非線形回帰を実行する ― 独立変数が従属変数になりえる場合

Prismではロジスティック回帰や比例ハザード、(上記以外の)ANCOVAまたは二元配置以上の分散分析(ANOVA)を実行することはできません。
またInstatでは、変数選択がないものの、多重線形回帰(multiple linear regression)が実行可能です。

0017 t検定、ANOVAで0.0001以下のP値を求めるには? (Prism 6 以前)

バージョン 6以前のPrismでは小数点以下4桁まで表示されますが、小数点以下5桁以上を求める場合はExcelで計算を行います。
Excelでの手順は下記の通りです。(Ref:GraphPad FAQ# 687

1.PrismでF値またはt値を有効桁数を最大にして求めます。
t検定またはANOVAのパラメータダイアログで有効桁数(Significant digits)から最大値を選択してください。
2.次にExcel を利用し、p値を求めます。
3.t検定の場合は、ExcelのTDIST関数を利用します。

関数:TDIST(x、自由度、尾部)の「x」が、Prismの分析結果に表示されたt比にあたります。
もしtが負数であれば、絶対値を入力して下さい(Excelのバージョンによっては負数を正確に認識しません)。
Prismの分析結果から「自由度」(df)を入力します。「尾部」の値は、片側分布の値を算出する場合は1を、両側分布の値を算出する場合は2になります。

ANOVAの場合は、FDIST関数を利用します。
関数: FDIST(x、自由度1、自由度2)の「x」は分析結果のF比にあたります。
「自由度1」には分子を指定し「自由度2」には分母を指定します。
入力する値を間違えるとp値は大きく外れてします。

※エクセルで小数点以下の桁数を設定するには、セルの書式設定ダイアログから行います。
表示形式タブのパーセンテージを選択し、小数点以下の桁数を入力します。

0016 P<0.05等と表示されますが,P valueの値を表示する事は出来るのでしょうか?

Prism6よりP値の計算/出力が可能となりました。Prism1 – Prism5に標準でP値を計算/出力する機能はありません。

Prism6でのP値

Bonferroni、TukeyまたはDunnettの多重比較検定は、Prism 6で更に改善され 、各々の比較のための多重性調整済みP値が出力されます。 個々の比較が、かろうじて統計的に有意であると言えるだけである場合、これは最小有意水準(比較の全てのファミリーに適用されました)です。調整済みP値は、各々の比較のために報告される「正確なP値」です。

Prism5以前のバージョンでのP値

Prism5以前では、開発元はP値について下記のようなアプローチを取っていました。

一旦優位性に関する閾値(通常0.05)を設定すると、すべての結果が「統計的に有意」かそうでないかのどちらかに区分けされます。
これに固執し、受け入れ可能な結論は有意か有意でないかのいずれかであるという考えや、有意性のレベルを表すのに形容詞や*を使用すべきではないという意見もあります。
しかし、”very significant”や”extremely significant”というような形容詞付の表現が好まれるのも事実です。
Prismでは、下記に示すようにこのアプローチを使用しています。結果の表記に用いる場合には、それぞれの意味を凡例で明示するようにしてください。

P値
語法
サマリー
<0.001  Extremey significant / 極めて有意な
***
0.001 to 0.01  Very significant / 非常に有意な
**
0.01 to 0.05  Significant / 有意な
*
>0.05  Not significant / 有意ではない
ns

0015 Prismで実行できる分析について教えて下さい。

Prismで実行可能な分析は下記の通りです。

* 線形回帰
* 非線形回帰
* 相関分析(Pearson または Spearman)
* 3次スプライン&LOWESS曲線
* スムージング曲線
* 曲線下面積(Area Under Curve)
* t検定(1集団, 対応のある / 対応のない)
* 一元配置分散分析(One-Way ANOVA)
o Tukeyのポストテスト
o Dunnettのポストテスト
o Newman-Keulsのポストテスト
o Bonferroniのポストテスト
* マンホイットニー検定(Mann-Whitney)
* Wilcoxon符号付き順位検定(Wilcoxon)
* クルスカルウォリス検定(Kruskal-Wallis)
* 列の統計(正規性の検定を含む)
* 相関行列
* Friedman検定
* 二元配置分散分析(Two-way ANOVA)
o Bonferroniのポストテスト
* フィッシャーの正確確率検定
* カイ二乗検定 (Chi-Suare)
* オッズ比と相対危険度 生存分析
* カプランマイヤー法(Kaplan-Meier)
* ログランク検定(Log-rank)
* ウィルコクソン検定(Gehan-Wilcoxon検定)

詳細については、Prismの統計機能をご参照ください。

NOTE
・GraphPad Prism では重回帰は行えません。しかし条件によってはカラム定数を使用することによって、独立変数が2つある場合のモデルフィットに近いことが行えます。
・GraphPad Prism ではロジスティック回帰、比例ハザード回帰、メタ分析は実行できません。

0014 PowerPointにコピー&ペーストしたグラフとPrismファイルをリンクさせるには?

Prismファイルとリンクさせることができるのは Window版のみです。Mac版ではリンクさせることはできません。

Windowsでリンクさせる方法は下記の通りです。

1.Prismのグラフをコピーし、Prismオブジェクトとして貼り付けます。
メニューバーの編集、右クリックメニューから 形式を選択してはりつけ を選択します。
貼り付けの形式を「GraphPad Prism 5 Project オブジェクト」を選択します。
 

2.Prismオブジェクトとして、グラフが貼り付けられます。グラフをダブルクリックするとPrismが起動します。

3.Prismでのデータ変更がパワーポイントのグラフにも反映されます。